緊急手術

昨夜、母親が猛烈な腹痛を訴えまして、
病院の夜間外来に連れて行ってきました。
血液検査の結果、白血球の数値が跳ね上がっていることが分かり
夜間にも関わらずCTスキャン。虫垂炎の疑いが強まりました。


緊急に手術が必要ということで、本日夕方から手術開始。
全身麻酔を使った手術で、かなり心配しました。


最近の手術のあるいは検査の同意書って
かなり詳細にリスクの説明をされるんですね〜。
例えばCTスキャンで腹部を詳しく調べるために点滴を打ちながら
スキャンしたい。ただ、ウン十万に一人の割合で死亡例が報告されている
それでもいいですか？とか、全身麻酔でごく稀にそのまま意識を取り戻さない
方がいらっしゃいます。･･･飛行機事故に遭うくらいの確率ですが･･･とか。
いや、説明はとてもありがたいのですが、
身内にもしものことが･･･と思うと、結構神経が過敏になってしまいます（汗


わたし自身、3年近く前に全身麻酔で外科手術を受けたことがあるのですが、
その時まわりの人間は同じ気持ちを味わったんだろうなぁ･･･と
考えてしまいました。


手術は2時間の予定が4時間かかったらしく、付き添いに行った父親と弟は
とても心配したようです。切除した虫垂を取り出すときに虫垂が破裂して
しまったらしく、その後処理で腹腔内部を洗浄していたそうな。
いや〜、お医者様も遅くまでお疲れ様でした。


とりあえず母親は意識を取り戻し、付き添いの人間と話もできたようなので
ホッと一安心。普段忙しい人なので、療養を兼ねて、ゆっくり休んで欲しいと思います。
具合が良くなって、ヒマをもてあそび始めたら、無印w-zero3に映画でも入れて
差し入れてあげようと思います。


しかし、医学ってすごいなぁ･･･といつもながら思ってしまいます。
現代でなければ、わたしも何度死んでいるか分かりません。